東京国立博物館ミュージアムシアター

11月に新しくできた、東京国立博物館ミュージアムシアターに行ってきました。
仕事でちょっとかかわったので、せっかくなので行ってみることにしたのです。
一人で行くのもあれなので一緒に行ってくれる人を探し、総勢5人で行きました。
東京国立博物館ミュージアムシアター
シアターの席は30席と少ないので、ちゃんと席が取れるか心配でした。
そこで、開館時間から入り、初回(10時〜)の整理券を取ることを目標にしました。
結果としては、まだ認知度が少ないからか、大人気の大徳川展の行列を尻目に、わりとラクに整理券をゲットすることができました。
わざわざそのために行ったので入れてよかったです。(^^;)
→興味がある人は、今のうちに行くのがおすすめ。
内容については、なかなかおもしろい試みだと思います。
バーチャルリアリティーの映像を使って、絵画の解説をしてくれます。
普段興味のない私のような人にもわかりやすく、十分楽しめます。
映像といっても、作品をただ写すだけではありません。
作品をもともとあった場所に戻し、まるでその場所で見ているような鑑賞方法をとっています。
今回の『聖徳太子絵伝』で言うと、法隆寺の東院伽藍の夢殿に戻した状態で見せてくれます。
法隆寺の映像はCGですが、ちゃちな感じはしません。
同行の方によると、かなり解像度が高い映像だそうです。
最先端の技術とか?
しかも解説の人がコントローラを持っていて、自由自在に映像の視点を変えることができるので、すごく動的な鑑賞の仕方ができます。
通常、美術館や博物館で展示された静的な絵画を見るのとはかなり違う印象を持ちました。
これは人気が出るのではないかと思いました。
今の時代にあった鑑賞方法だなと。
20分の観覧後、コンテンツの制作をした凸版印刷の方とお話する機会がありました。
おもしろいことに、『聖徳太子絵伝』のミュージアムシアターの上映は、毎回内容が少しずつ変わるそうです。
60のエピソードを毎回6回ずつくらい説明するそうです。
なので、一回といわず、何回も見に行ってよいみたいです。
今後のコンテンツに関しては、今、西洋のものも含めて、11本を制作中とのことでした。
年内は『聖徳太子絵伝』の上映を続け、来年からは新しいコンテンツを公開するそうです。
楽しみですね。
その後、ちょうど期間限定で実物の『聖徳太子絵伝』が展示されていたので、それも見に行きました。
ミュージアムシアターで解説をしていただいた後だったので、皆で興味深く鑑賞しました。
大徳川展はすごい並んでいたのでパス。
その後は近くの国立科学博物館に行きました。
大ロボット博を見ました。
私が面白かったのは、からくり人形の展示とASIMOのデモンストレーション。
記念にASIMOピンバッジを買いました。

(展示してたASIMOぬいぐるみがかわいかった・・・)
今日はたくさん見たなあ。
寒かったので帰りはちょっと体調下降気味でした。
でもおもしろかった。
一緒にご参加のみなさん、ありがとうございました。