機能不全家族

機能不全家族のルール
これを読んで、私と父との関係をよくあらわしているなと思いました。
父には14年間も気を使って、いいたいことも言えずにきました。
逆らったことがありません。
私が父を好きで、変な関係にもかかわらず、執着してきました。
そのせいで私は慢性的に精神的に不安定になってしまいました。
最近、いいかげんに、どうにかしなければと思っていました。
さいころ父のことが好きだったのでいろいろ悩んでいたのですが、
自分の精神の健康の方が大事だと思い、縁を切る覚悟で父にこれまでのうらみつらみをぶちまけました。
(数日かけて、携帯のメールで)
かなりきついことを書きました。
そんなことは生まれて初めてでした。
メールを送信しながら、父への執着がなくなっていくのがわかりました。
父からすると、晴天の霹靂のようなものでした。
意外にも父はうろたえて、お詫びしたいなどと言いました。
年をとって丸くなったみたいです。
昔のことはよく覚えていないと言います。
たしかに最近はやさしくなったのです。
でも私は昔のことを覚えています。
父は近日中にこれまでの心境を手紙にして送ってくれるといいました。
でも私はそれを読んでも、もう気持ちが戻らないような気がします。
いったん愛情が冷めたら終わりなんだ、ということをはじめて実感しました。
ちなみに、父には再婚した家族がいるので、私が去っても痛手にはならないのです。
昔、自分の都合で妻子を捨てた人です。
今になっていい人になられてもなあ、と思いました。
過去を振り返ると、よくしてくれたこともたくさんあるのですが、
全体的に見るとやっぱり、父親というよりも、自分のしたいように生きてきた人だなという印象です。
今までは好きだったので冷静に考えられなかったのですが、目が覚めてしまいました。
私にとっては、今回のことで長年の重荷がなくなったみたいです。
情緒不安定も徐々に治っていくのではと期待しています。