『八甲田山』にはまるには

日記を読んだ方から、「そんなに面白いの?」と聞かれました。
私がはまっている理由について少し解説を。
<はまる前提>
遭難モノ好き、近現代の戦争の悲劇ものも好き
<お勧めの『八甲田山』の楽しみ方>
ウィキペディアその他で史実をおもいっきり詳しく予習
(時代背景も大事)
*人間関係の煩雑さに混乱するかもしれないですが、この段階ではOK。
後で分かるようになります。

軍隊の上下関係を調べる(すでに詳しい人はパス可能、素人はここをがんばるべき)
地図で雪中行軍の行程を予習すればなお良し
(ただしこれは、映画の中で実際に説明されますので、そのときにわかります)

DVDを見る
北大路欣也の抑え気味の演技にほれましょう
上官に逆らえない無念さを感じましょう
極限状態なのに、上官と話すときは常にピシッとした敬礼を欠かさない軍隊組織の不思議さに驚嘆しましょう
音楽の渋さにしびれましょう

DVD2回目を見る
脇役の人にも注目しましょう

小説『八甲田山死の彷徨』(新田次郎著)を読む
3時間の映画ではわからない、登場人物の細かな心理描写を楽しみましょう。
(私は現在進行中)