ミュージアムシアター第2弾 『マヤ文明 コパン遺跡』

東京国立博物館ミュージアムシアター『マヤ文明 コパン遺跡』を見に行ってきました。
上野公園は、やはり連休ということで、いつもよりは人が多かったです。
作品について。
コパン遺跡は、南米ホンジュラスにある、世界遺産に登録された遺跡。
前回の『聖徳太子絵伝』よりも、バーチャルリアリティ映像の特徴が生きていた内容でした。
というのは、『聖徳太子絵伝』でフィーチャーされていたのは、法隆寺の東院伽藍と作品のみでしたが、
『コパン遺跡』は広い遺跡なので、広範囲にわたる映像が見ることができたからです。
水平方向&上下の移動が激しく、また、鳥瞰のアングルも多用されていて、
さながら超高精細のテレビゲームの世界に入ったような感覚でした。
バーチャルリアリティ映像が実際の映像に比べて優れている点は、ナビゲータの操作によって、現在の遺跡から、当時の再現された遺跡に映像が切り替わるところです。
広大な灰色の遺跡が、一面真っ赤な遺跡に変わったときはびっくり。
神殿の中に神殿が入っているというのも不思議。
海外旅行に行った気分が味わえました。
年内のミュージアムシアターのスケジュール:
7月〜 仏像
その後、日本のお城(何城かな?)
11月〜 『聖徳太子絵伝』