「〜から見て」

今日していた翻訳は、原文が言葉足らずだった。
いつもは意味がわからなくとも訳せることも多いのだが(汗)、
今日のところは、どうしても意味がわからず訳しても???状態。
重要なところ(クレーム)なので、さすがに職務遂行上、これではいかんだろうと思い、先生に聞きにいった。
図面で説明してもらって、やっと理解できた。
ほっ。
理解できなかった部分は、本来「Aから見てBの反対のC」という意味の文章を、「AからBの反対のC」と書いていたところ。
「Aから見てB」の英訳を工業英語テキスト等で調べると、「B in relation to A」だとわかった。
せっかく調べたので、「in relation to」を使いたかったのだが、これで通じるか不安になった。
というのも、英文を送る先がアメリカ・イギリスではなく、中国。
ばかにしているわけではなくて。
原文は、「Aから見てB」という単純な文ではなく、前後に長くてややこしい説明句がたくさんついているので、
「in relation to」で原文の用語の関係性がわからないと困るなと。
というわけで、絶対間違いなくわかるように、「Aから見てB」を「B from the view point of A」にした。
今回はご丁寧に、いつもはつけない図面も説明を書いて送信。
*私が送った英文を受け取った中国の人は、その英文を中国語に翻訳し、お役所に提出するので、その中国の人に原文の意味を理解してもらうことが重要。
なんだか達成感のある日だった。