社内辞書拡張プロジェクト

最近、私が会社で進めているプロジェクトが二つある。

  1. CD-ROM辞書拡張プロジェクト
  2. PCスキルアッププロジェクト

1について。
うちは翻訳会社なのに、辞書について上の意識が薄い。(^^;)
辞書の重要性を理解してくれていないというか・・・。
専門用語集などはたくさんあるが、基本辞書(国語、英和、和英)がほとんどない。
しかも、専門辞書も紙の辞書が多く、CD-ROM辞書が少ない。
たまにならともかく、日々の作業で毎回紙の辞書を引くことは時間的に無理がある。
検索効率でいえば、断然、電子データに軍配が上がる。
なぜ社内にCD-ROM辞書が少ないのか。
私自身は、個人的にたくさん電子辞書を買って持っている。
SR-G10000、SR-G8000、SR-A10000
別売りカード:ロングマン英英、岩波理化学辞典
(すべてSII製)
こららの辞書をそろえるのにかかった費用は約18万円。
趣味もかねているので、自費で購入したことに不満はない。
内臓辞書数を数えたら、全部で67冊だった(重複除く)。
これだけ持っていれば、個人的には用語検索について困ることはほとんどない。
でも最近、それで満足していてはいけないと思った。
社内のスタッフ全員がいい辞書を使える環境を作らなければいけないのでは?
67冊は無理だとしても、会社としてそろえておくべき辞書があるはず。
使う使わないの選択は個人にまかせるが、少なくとも意識の高いスタッフが私のように自腹で辞書を買わなくてもすむようにしたい。
別に辞書だけが仕事のすべてだとは思っていないが、私は辞書の拡張という点でスタッフの品質向上を下支えしたい。
特に、これから入る新人にとっていい作業環境を用意したい。
新人は立場上、不満があってもいいにくいだろうし。
手始めとして、先週、まず5冊辞書を購入してもらった。
英文法・法律・経済・生物学の専門用語の解説辞書だ。
今回の辞書のセレクトは、スタッフ全員のためというよりも、私のために近いかもしれない。(^^;)
私の手持ちの電子辞書に入っていなくて、私が欲しかったものなので。
でも次回からは、純粋にスタッフのための辞書をそろえる予定。(^。^)/
スタッフに希望を聞く。
並行して、私がすでに持っている基本辞書類から、おすすめをセレクトして購入をお願いしていく。
というのは、現在の、スタッフの辞書に対する意識はそれほど高くないのだ。
最初のうちは、(辞書マニアになりつつある)私が、ある程度イニシアチブをとらなければいけないだろうと。
手始めに昨日、スタッフ全員に、新規で購入した辞書の試用をお願いした。
まずは使ってもらって、CD-ROM辞書の便利さを体験してもらおうと。
2ヵ月後にアンケートをして、感想を聞く予定。